HISTORY
【L4K3】は、2009年、イタリア北部・ロンバルディア州にある湖「イセオ湖」で誕生しました。
1400年代からイセオ湖に浮かぶ「モンテイゾラ(モンテ島)」ではロープ作りが始まり、現代にもその技術が受け継がれています。
【L4K3】がイセオ湖に世界中から訪れるプロダイバーたちと交流があったことで、彼らの使用するダイビングスーツの生地(ネオプレン素材)を使用した鞄や靴の生産をするようになりました。
伝統的なロープとネオプレン素材を組み合わせて【L4K3】の商品はデザインされています。
ブランドのシンボルにもなっている「航海用ロープ」と「ネオプレン素材」を使用したL4K3(レイク)のネオプレンバッグは、現在では日本でのみ販売されています。
PRODUCT航海用ロープ
ロープは当時と変わらない伝統的な製法で作られており、使用されている機械自体も動作の遅い当時のものが使用されています。
近年のロープメーカーの大多数では短時間で大量生産できることが求められていますが、航海用のロープは速い生産を行うことによってナイロン生地が光沢や強度を失ってしまいます。
光沢があり強度の高いロープを作るには程よい速さで生産する必要があり、現在ではほとんど残されていない当時の機械を使用することで他では再現不可能な比類なき品質を実現しています。
また、最終工程として独自に開発された蒸気化した素材をナイロンロープの隅々まで通すことによって、さらに強度が増したロープを作ることを可能にしています。
他社では行っていないこういった細かい作業工程がモンテ島で作られるロープを世界最高品質のものにしています。
モンテ島の航海用ロープは高級ボートや高い品質を求められる国際レガッタのスポーツ用としても使用されています。
また最も高い品質のロープとしてサッカー セリエAやチャンピオンリーグで使用されるゴールネットにも選ばれました。
ネオプレン素材
イセオ湖はヨーロッパの中で最も難関なダイビングスポットとして有名で、ギネス記録更新に挑戦するため世界中からプロダイバーが訪れます。
イセオ湖の有名なダイビングチームとの交流が長年あり、ブランド発端時には、彼等の使用するダイビングスーツの生地にちなんでネオプレン素材を使用した鞄や靴の生産を始めました。
プロダイバーをサポートする地元プロダイバーと一緒に、生地に対しての探究や、色々な企業とのつながりを持つうちにこの生地がL4K3(レイク)のシンボルにもなっていきました。
この生地に使われるネオプレン生地の裏に貼られている目に見えないポリ素材の当て生地には改善に改善を施され、この生地がエンボス加工をより鮮明に浮き出すことを成功させました。
通常の市場に並ぶネオプレン生地では一切できないこの特殊なエンボス加工と、耐久性のある生地の裏にはこのような高性能な当て生地が使われているのです。